なんとなく聞きづらい!うつ病の薬物治療のこと

薬を飲ますにカウンセリングで治せないのか

軽症のうつ病の場合の治療では食生活の改善や運動に加えて、認知行動療法やアサーション・トレーニングなどをおこなうことにより治すことも可能です。実際に軽症のケースでは抗うつ薬の効果も限定的であることが指摘されています。ただし、心理療法やカウンセリングというのは治療者の技量に差が出るので注意しましょう。また、薬の中でも睡眠薬や抗不安薬は適宜利用したほうが症状軽減に役立つものです。ただし、出勤や家事が困難になったり、自殺願望がある場合には抗うつ薬中心の薬物療法をきちんとおこないましょう。


抗うつ薬の種類が知りたい

抗うつ薬は第一選択として、セロトニン再取り込阻害薬、セロトニン・ノルアドレナリン取り込み阻害薬、ノルアドレナリン作動性・選択的セロトニン作動薬などがあります。ほかにも三環系や四環系抗うつ薬やスルピリドがあり、どれを選択するのかはその効果というよりも、副作用の観点から選択されることが多いでしょう。副作用は吐き気などを胃腸症状が主ですが服薬しているうちに何もなくなることもあり、主治医に聞きづらいのであれば薬剤師に相談してみましょう。また、三環系は昔からある薬で副作用が強く、主に重度や難治の治療で用いられることがほとんどです。


抗うつ薬の効果を実感できない

抗うつ薬について知っておくべき大切な点は、飲んでもすぐには症状が改善しないということです。薬の効果があらわれはじめるのは、通常4週間から8週間程度です。ただし、副作用は服用後すぐに出現します。そのため、副作用でさらに具合が悪くなることを考えてしまいがちですが、継続して薬物治療を続けていきましょう。ひとつの薬が2週間から3週間飲んでも効かないからと、薬をかえたり種類を増やす、さらにはドクターショッピングしてしまうのはよくないことです。よく理解したうえで治療を根気強く続けていきましょう。



うつは、現代社会において大変問題視されているものです。そんなうつの診断には、病院での診断が最適であります。